こんにちは、Taroです!
今回は、日系大手メーカーの給与事情について、私の経験に基づいて書きたいと思います!
その前に、おいおい、「大手」ってそんな抽象的な、、、と思われた方もいらっしゃるでしょう。調べたところ、私が勤務していた会社は、「【入社が難しい有名企業】ランキングTOP200社※」の後半にランクインしていましたので、そのくらいの規模と思ってください(笑)
※Source:「入社が難しい有名企業」ランキングTOP200社 20年卒の大学別採用数もとに「入社難易度」算出 | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン
それでは、いくつかの比較対象を確認しつつ、日系大手メーカーの給与事情を見ていきたいと思います!
目次
日本の平均年収
まず一番の比較対象となるのは「日本の平均年収」かと思います。
紹介されることの多い「令和4年分 民間給与実態統計調査※」を確認していきたいと思います。
※Source:令和4年分 民間給与実態統計調査|国税庁
この調査によると、日本の平均給与は458万円とのことでした!
ただし、このデータは「全給与所得者」が集計の対象となっているので、正社員として勤務するのか、または派遣社員として勤務するのかなどの「働き方の違い」が区分されていない点に留意が必要です。
全給与所得者の平均給与 | 458万円 |
男性の平均給与 | 563万円 |
女性の平均給与 | 314万円 |
※表は前述の統計データを基に筆者が作成
ここでは、日本の平均年収約460万円が1つの基準になると思ってください!
東京都の平均年収
次に、日本全体ではなく、東京都の平均年収を見たいと思います!
スタンドバイplusが厚生労働省の統計を基に算定した東京都の平均年収を公表していましたので、そちらを参考にしたいと思います。
その東京都の平均年収は、584万円でした!
※source:東京都の男女別・年齢別平均年収。高くなる理由や23区内の格差も解説 - スタンバイplus(プラス)|仕事探しに新たな視点と選択肢をプラスする
550万円くらいを想像していましたが、実際はもう少し多かったですね!
スタンドバイplusによると東京都23区内であっても平均年収に大きな差があるようで、港区では1,000万円を超える一方で、葛飾区等では400万円未満ということだそうです。23区内で、ここまで差が開いているとは、ちょっと意外な結果ですね。。
いずれにしても、東京都の平均年収は580万円が1つの基準になると思ってください!
上場企業の平均年収
最後に、「大手」と言えば「上場企業」ということで、上場企業の平均について調べてみました!
帝国データバンクが実施した調査※によると上場企業の平均年収は
なんと638万円!
※source:上場企業の「平均年間給与」動向調査(2022年度決算)| 株式会社 帝国データバンク[TDB]
先ほどご紹介した日本人の平均年収の約1.4倍です。。。
やはり、上場出来るような大きな企業のお給料はいいということが読み取れるかと思います。
なお、帝国データバンクは、上場企業が開示している「有価証券報告書」というものに基づいて平均年収を算定しています。
この「有価証券報告書」には、その会社の平均年収や平均勤続年数等の記載もありますので、興味のある会社の有価証券報告書を見てみてもいいかもしれませんね!
余談ですが、皆さんは次の2つの会社であれば、どちらへ就職したいと思いますでしょうか。
- A社:平均年収1,000万円、平均勤続年数3.5年
- B社:平均年収650万円、平均勤続年数20年
「A社はお給料はいいものの、長く働くことが出来るような環境じゃないのかな?でも、バリバリ働くことが出来そうだ!」
「B社は安定していそう!でも、年功序列の社風なのかな?」
こういった考察にも意義があると思いませんか?
有価証券報告書は、本来投資家向けの情報なのですが、就職先を検討する上でも有用な情報が記載されていますので、ぜひ活用してみることをおススメします!
少し脱線しましたが、ここでは上場企業の平均年収約640万円が1つの基準になると思ってください!
Taroの経験
最後に、私の経験を基に日系大手メーカーの給料事情について書きたいと思います。
源泉徴収票などをお示しするわけではないのですが、ご容赦ください。。
比較対象は、次の通りです!
- 日本の平均年収:460万円
- 東京都の平均年収:580万円
- 上場企業の平均年収:640万円
まず、私の1年目の平均年収は、300~350万円くらいだったと思います!(笑)
「全然大したことないじゃんか!」と思われるかもしれませんが、これは4月~12月の支給額であり、またボーナスも満額支給されていないので、妥当なところかと思います!
続いて、2年目は520万円くらいでした!2年目にして、日本の平均を越えてしまうような金額とは😲
3年目には580万円で、東京都の平均年収くらいでしょうか。
そして、4年目には630万円くらいで、上場企業の平均年収と同程度まであがりました!
その後も、そんなに一気には増えませんでしが、毎年数十万円くらいのペースで上がっていきました。
もちろん、もっと年収が高い会社はたくさんありますが、日系大手へ就職できれば、これらいの年収になります!
余談ですが、30歳で年収600万円を偏差値にすると、66くらいになるそうです。これが20代となると、もう偏差値が少し上がりそうですね。
偏差値50弱の大学を卒業した私からすると上出来です!(笑)
もし私と同じような偏差値の大学に通っていて、くすぶっている方がいらっしゃいましたら、ぜひとも「大手企業」を目指してみてください!
私が大手企業から内定を得るために大学生活で行ったことを以前の記事で紹介しましたので、こちらも参考にしてみてください!
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
次回の記事も楽しみにしていてください!