Big4税理士法人での働き方(残業パート)

こんにちは、Taroです!

今回は、私の経験を基にBig4税理士法人での働き方について書いていきたいと思います。

Taroは、この業界ではペーペーなので、スタッフレベルの話であることをご了承ください(笑)

巷では「Big4は激務」、「事務所に泊まり込みがある」などど言われます。

昨今では働き方改革が進んでいる世の中?ですが、Big4税理士法人はどうなのでしょうか。

ぜひ、見ていってください!

 

目次

 

 

平常時

まずは繁忙期以外についてです!

ひと言で表すと、「その人次第」、となります!

どういうことかと言うと、Big4税理士法人では基本的に記帳代行業務はぼほありません。あったとしても、記帳代行専門の部門があるため、多くの人は月次の定例業務というものを持っていません。

一般的な会計事務所だと、担当先の記帳代行業務や決算報告などを行うことが多いと思いますので、大きな相違点だと思います。

 

それでは、平常時はどんなことをしているのかと言うと、基本的には案件ベースで、勤務していくこととなります。

Big4税理士法人では、スタッフレベルは基本的にパートナーやマネージャーなどの管理職から、都度、業務依頼を受けます。(これをアサインと呼んでいます。横文字ですみません(笑))

その業務依頼は、スタッフの今抱えている業務量や管理職との相性、また過去業務でのパフォーマンスで決まります。

ざっくり言うと、仕事をもらえるかは、その人のパフォーマンス次第ということになり、極端な話、「使えない認定」をされてしまうと、あまり仕事が回ってこないということになります。

とは言え、この業界は人手不足なので、全く仕事がない人はいなく、多少はなにかの案件に入っている場合が多いですが、やはり仕事が集まるスタッフと比べると、業務量に差があると思われます。

ただ、業務量はある程度抑えることも出来ると思います。法人や部署、上司などにも依るとは思いますが、基本的に残業規制への意識がものすごく高く、また毎週の業務状況を上司へ報告することとなっているので、「今週はけっこう詰まってます。。」みたいなことを言うとアサインの際に配慮してくれます。

あまり働きたくないときは案件のアサインを断る事もできます。幸いにも、Big4税理士法人には、優秀でやる気に満ち溢れている方が多いので、誰かがその仕事をやってくれます(笑)

しかしながら、案件のアサインを断り過ぎると、自分に仕事が回ってこなくなると思われます(飲み会とかと一緒ですね(笑))。

 

このようなことから、平常時は割と暇な人から忙しい人がいる、という状況です!

 

 

繁忙期

続いて、繁忙期は、

やはり忙しいです。。

 

まず、一般的に会計事務所の繁忙期は、12月頃から始まると言われています。年末調整や個人的の確定申告期限である3月中旬までが第一波で、3月決算会社の確定申告期限である5月から6月末頃までが第2波という感じでしょうか。

Big4税理士法人も基本的に同じく、12月頃から6月末頃までが繁忙期となります。

ただ、業務内容としては「法人の確定申告」が主な内容となり、個人の確定申告はほぼありません(部門にもよりますが。)。

12月頃から3月末までは、12月決算会社の確定申告書の準備で、4月から6月末までは3月決算会社の確定申告書の準備が主な業務内容になります。

Big4税理士法人のお客様は外資系が多く、12月決算会社であることが多いです。そのため、個人的には4月から6月よりも、1月から3月のほうが忙しいと感じます。

その1月から3月の忙しさは、残業時間で言うと40~80時間という感じです。。。

40~80と幅があるのは、法人の申告書作成のほかにも案件にアサインされている場合には、その分、勤務時間が長くなるためです。どの業界でも同じでしょうが、繁忙期だからと言って、納期等を伸ばしてくれる優しい社会ではないのです。。。(笑)

 

そして、あまり気合の入っていないTaroは、残業50時間くらいから、結構つらく感じます(笑) ただ、前職で鍛えられていることもあり、残業規制の範囲内であれば、体力は持ちますし、そういった業界であることは承知していますが、しんどいものはしんどいのです(笑)

 

「おいおい、そんなに働いているのかよ。残業は青天井か。」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、先ほど触れた通り、Big4税理士法人は残業規制への意識がモーレツに高いです。

具体的には、残業規制である100時間や平均80時間に迫っているスタッフに対しては、どんな業務状況であろうとも、定時で上がらせ、残りの仕事は余裕のある人に回す、という調整が行われます。

このような調整があるため、ネット上で見かけるような、「朝方にタクシーで帰る」や「会社に寝泊まりする」ということはほぼあり得ません。

 

まとめると、繫忙期では残業時間で言うと40~80時間くらいの忙しさではあるものの、残業規制にしっかりと守られている、ということでした!

 

Big4税理士法人は激務?

平常時と繁忙期での働き方について、残業の観点から見てきました。

感じ方は人それぞれですが、激務だな、と感じましたでしょうか。

「残業時間が何時間から激務なのだろうか」と思い調べてみましたが、45時間~80時間まで幅広く示されていました。そういった意味だと、Big4税理士法人は「激務」になるのかもしれませんね(笑)

ただし、激務ではあるものの、いわゆるブラックではないと考えています。その理由は、①残業代は1分単位で支給されること、②管理職の残業規制への意識が高いことがあげられます。

さらに、残業の定義が日系企業よりも広いという特徴があります。どういったことかと言いますと、Big4税理士法人は基本的に所定労働時間が7時間なのです!

そのため、7時間を超過した勤務時間は残業時間とされ、残業代を頂けるということになります!

一方で、日系企業だと、7時間30分~8時間、を所定労働時間として定めている場合が多く、1日あたり30分から1時間ほど、Big4税理士法人よりも所定労働時間が長いです。

仮に20営業日/月だとすると10時間から20時間の勤務時間の差が生まれるわけですから、この差は大きいかと思われます!

ただし、残業規制の対象となる残業時間は、Big4税理士法人でも日系企業であっても違いがなかったと思いますので、その点はご留意ください。

 

しかしながら、Big4税理士法人の残業時間が多いことは確かなので、あまり肯定的に捉えることはできないかもしれませんね(笑)

 

まとめ

今回は、Big4税理士法人での働き方を残業面から書いてみました!

まとめると

  • 平常時は、人により暇な人から忙しい人もいてまちまち(仕事のアサインによる)
  • 繫忙期は、1月~3月が最も忙しく、どんな人でも、40~80時間くらい残業をしている
  • いい側面は、残業代が1分単位で支給され、管理職の残業規制への意識が高いこと
  • とは言っても、結局残業は多い。。

こんな感じの内容でした。

 

「こんなに残業しているのか!」や「思ったより少ないな」という感想がありましたら、ぜひコメントをお願いします!

また、Big4税理士法人での働き方を他の側面から書いていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!

 

それではここまで読んで頂きありがとうございました!

次回も楽しみにしていてください!

 

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